ネット雑誌拾い読み

http://diamond.jp/series/yoshida/10030/?page=3

 自分よりも職位が上の者には話を合わせるが、下にはめっぽう強い。ときに暴力団口調になるほどの演出ぶりだった。必要以上に自分を大きく見せるという点で、まさに「団塊世代の象徴」だったのである。

団塊世代の象徴、をこう表現してしまって良いものか。
そしてこの怖い連載は今回で終わりであるらしい。全体として、脇を甘くしすぎるな、という警鐘を常に鳴らしている連載だった。この状況は逃げられないな、と感じる人もあれば(その場合、最後にある「このケースから学ぶこと」は自分には難しく思えた)、これは確かに負けるべき人だな、と思わせるケースもあった。要は、本当に「紙一重」なのだろう。常に周りを冷静に見つつ、きちんと自分を守って生きていくのだということなのだろう。大人の社会は怖い。

http://diamond.jp/series/tsuiseki/10008/
したくないのにしてしまう。自分を止めることができない。それはとてもとても苦しいのだろうと想像する。育児放棄をしていたが今はその息子を引き取りたいとしている母親の言葉が怖い。

「不安は息子からの暴力だけ。そうさせないよう、いつまでたっても私の方が上だってことを教えこんでおかないといけない」

親は無条件に上の存在であり、それぞれに個である。当たり前のようにそう考えていたけれど世の中そうではないんだと思わされた。私は幸せなんだなとつくづく思う。

http://diamond.jp/series/marriage/10017/
女性は顔だという。顔なんて生まれ持ってのもので、今から目を大きくしたり鼻を高くすることはできない(いや、整形すればできるけど、整形したらしたであれやこれや言うじゃないか)。けれど女の価値は顔だぐらいの勢いだったりする。理不尽だ。
そこへいくとコミュニケーション能力を付けることはできる。コミュニケーション能力によって(顔を直接見たことは無くとも)相手を魅了してしまえばいいじゃないか、何が悪い、と正直開き直ってしまう。顔で人を選ぶような人間やコピペでメールを送るような人間は大安売りに陥ってしまえ。