こどもとケータイ

まだ私には子供はいないけど(というか結婚すらしていないけど)新聞紙上で子供と携帯の関連性に関する記事を読んでいると、色々考える。基本的には、子供に携帯なんて持たせるもんじゃないと思う。自分で料金払うようになってから持て、という発想。携帯の向うに広がる広い広い情報の海におぼれるだろうというのも思うし。おぼれるには今の携帯は高機能すぎて先が怖い。でも、今の世の中、携帯を持ってないとみんなの話の輪に入れないということもあるようで・・

同級生(15)によれば、クラスの3分の1近くはプロフを持っているという。「それで事件に巻き込まれるなんて」と顔を曇らせるが、自身のプロフはやめられない。「だって、いろんな情報があって面白いもの」
http://www.yomiuri.co.jp/national/oya/

娘には携帯を渡している
(中学2年だが)
そりゃあ賛否があるが、友人とのコミュニケーションの道具だ
無くて、村八分にされたら可哀相だろうと思って
◆◇◆携帯は中学生には必要だと思いますか??意見ください。中3女子です。最近 ... - Yahoo!知恵袋

部活動とかの連絡ツールになっているところもあったりするみたいだし、要するに何だ、子供の頃の「昨日のドラマ云々」のすごい版みたいな話?この手の話は読めば読むほど気持ち悪くなってきて、(だって子供はカモにしやすさと商品性の高さが抜群なのだから当たり前か)吐き気がしてくる。となると持たせたくない、けど持たせないといじめられる状況じゃ・・・
要するに寂しいんだよなぁと思う。繋がっていたいが強迫観念になって相手に繋がることを強制する。むしろ携帯なんて持ってないほうが寂しさって感じないんじゃないか?と思う。ま、その強さを子供に求めるのはかわいそうか。
大事なことはちゃんと判断できるってことだけど、それを発展途上の子にやらすのは無茶だよな。
ちなみにPCのほうはどうかというと、こちらは親子が使い方を学びつつある様子。

こうした状況の中、家庭における子どものインターネット利用については、2007年実施の調査と比べると「週に2時間」を境に利用が減少傾向にあることが明らかになりました。利用目的も「ネットサーフィン」は減少し、「ゲーム」や「検索(勉強や宿題のため)」は増加していることから、漠然とインターネットを利用するケースよりも、何か目的をもって効率的にインターネットを利用しているケースが増えてきていることが推測されます。
パソコンのインターネット利用についてはルール設定のみでとどまっている家庭が多いのに対し、携帯電話利用に関してはルールのみにとどまらず、実際にサービス制限などの利用制限機能を導入している家庭が多いという結果となりました。また、子どもからインターネット利用に伴うトラブルの相談を受けた場合に備え、普段から何らかの対策を行っている家庭と何も行っていない家庭との割合は半々に二分されました。特筆すべきは、約15%の保護者が「的確な対応を子どもにアドバイスできるかあまり自信がない」と回答していることで、昨今の子どもに対する事件やトラブルについて保護者も対応策に苦慮している様子が浮き彫りになる結果となりました。
http://www.mri.co.jp/PRESS/2008/pr081003_mcu01.html

携帯もPCもツールなのだから、それ自体を禁止することはないと思う。でも判断の未発達な子に対しては管理者が「携帯はよく分からないし」とか言わずにちゃんと見張ること、そのためのツールの整備が急がれる。
なんか一般的な結論。だって色々思う割りに自分なりの答えがまだ見つからないのだ。というか、そんなこと心配する前にそもそも子供を持つにいたることができるかを心配しないといけない気がする。