そこでやれるかどうか、…私はめんどくさがってやんない

http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080911/170126/
ビジネスマンも面白い話ができたら素敵、という話。具体的な「面白いネタの作り方」まで載っている。この人の連載は(家電芸人のときもそうだったけど)毎度毎度面白い。話の面白い人にはなりたいものだけど、ここまでしてネタを育てることはできないなぁ、というのが大概の思いのような気がする。だから(努力して)面白い人ってすごいよね。というところが私の限界ってやつか。それはそうと、人前で面白い話をしちゃうと、二回目からは自分の中で飽きちゃってる事ってありませんか。そういう話って要するに実は面白くないってことなのかしら。

NBオンラインからもう一つ。

 一般にプロジェクトがスタートする前には、精緻な提案書を必要とすることが少なくない。特にプロジェクトが大型であればあるほど、提案作成の段階で相当細かに定義をして臨むことが多く、従ってそのための準備作業は膨大になるはずだ。この提案書作成作業、ほとんどのケースが「営業フェーズ」、すなわちクライアントから費用をもらわずに進めているように思う。
 あまりにも当たり前の商習慣として、むしろ問題提起する方に違和感を覚えられるかも知れない。しかし営業という美名の下で、やっているのは価値の無償提供である。さらにいえば、「何をしたいのか」という一番脆弱で具体化していない段階の顧客の意志や需要を固めていく作業であり、プロジェクトの行く末を左右する重大事項である可能性もある。本来ならば、正当な報酬をもらってしかるべきところだろう。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20081008/173153/

すごく納得。ITってそもそも見積を作る前に一旦ある程度の要件定義(らしきもの)を行う必要がある。そこを営業がやっている場合、営業さんはお金をもらっていないことが多いわけで、それってある意味正確性を要求されないよね(ここでいう正確性とは、例えば見積の内容と実際に作られたシステムの同一性)。そしたら、顧客要件を正確に汲み取ることよりも、契約を取るために都合のいい見積もりを提出する営業さんもいるかもしれなくて、世の中のデスマってこういうところからも起こっていると思うのだ。頼むからお客さん、もう少し主体性を持ってください。って思うこともままある。